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03月08日-02号

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  1. 那須町議会 2019-03-08
    03月08日-02号


    取得元: 那須町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-04
    平成31年  3月 定例会(第2回)          平成31年第2回那須町議会定例会議事日程(第2号)          平成31年3月8日(金曜日) 午前10時開議日程第1 総括質疑施政方針町政運営並びに予算編成基本方針)日程第2 予算審査特別委員会審査付託について〇出席議員(13名)     1番  高 橋   輝 君       2番  平 山 輝 貴 君     3番  齋 藤 則 人 君       4番  田 村 浪 行 君     5番  関   幸 夫 君       6番  木 村 秀 一 君     7番  井 上   豊 君       8番  室 井 髙 男 君     9番  池 澤 昇 秋 君      10番  髙 久 一 伸 君    11番  竹 原 亞 生 君      12番  小 野 曜 子 君    13番  薄 井 博 光 君      〇欠席議員(なし)                                           〇地方自治法第121条第1項により説明のため出席した者の職氏名         町     長      平  山  幸  宏  君         副  町  長      山  田  正  美  君         教  育  長      平 久 井  好  一  君         総 務 課 長      渡  邉  登 志 雄  君         税 務 課 長      齋  藤  憲  彦  君         企 画 財政課長      大  沼  和  彦  君         会 計 管理者兼      大  森  信  男  君         会 計 課 長         住 民 生活課長      森     繁  雄  君         保 健 福祉課長      鬼  澤     努  君         こども未来課長      國  井     一  君         環 境 課 長      佐  藤  英  樹  君         学 校 教育課長      阿 久 津  正  樹  君         生 涯 学習課長      池  沢  秀  勝  君         観 光 商工課長      板  垣  正  樹  君         ふ る さと定住      髙  藤     建  君         課     長         建 設 課 長      山  田  浩  二  君         農林振興課長兼      矢  村  浩  一  君         農 業 委 員 会         事 務 局 長         上 下 水道課長      佐  藤  昌  一  君         代 表 監査委員      髙  藤  昭  夫  君                                           〇職務のため出席した事務局職員         事 務 局 長      平  山     悟         書     記      君  島  絹  代         書     記      髙  﨑  智  行 △開議の宣告 ○議長薄井博光君) 皆様、おはようございます。ただいまの出席議員は13名で、定足数に達しております。 よって、本日の会議を開きます。                                (開議 午前10時00分) △議事日程の報告 ○議長薄井博光君) 本日の議事日程は、配布議事日程のとおり運営していきたいと思いますので、ご承認の上、ご協力をお願いいたします。 △総括質疑施政方針町政運営並びに予算編成基本方針) ○議長薄井博光君) 日程第1、総括質疑に入ります。 総括質疑は、施政方針といたします。 質疑は、基本的な考え方とし、全予算議案を一括して行い、詳細な質疑は除くことといたします。 質疑はありませんか。 12番、小野曜子議員。 ◆12番(小野曜子君) 施政方針の3ページです。子育てしやすいまちづくり、若者がこの町を選ぶ、町から出ていかず、親と一緒に、もしくは親の近くで働き暮らしていく、これが町民の願いであります。その意味で子育てファーストの立場を打ち出したこの施政方針は高く評価されるべきことであります。また、町長の公約である学校給食無料化小規模予算ながらスタートアップ事業として計上していること、無料化を着手する予算になっていること、その他の幾つかの新しい子ども・子育て世代支援事業教育事業は評価されることであります。一方で、黒田原第2保育園給食調理業務委託事業770万円が盛り込まれていますが、給食ということについて一言申し上げます。保育給食までが保育の一環、保育そのものであることがうたわれています。給食のおかずが保育料そのものに含まれていることにもあらわれています。ですから、町立の保育園の正規の職員の調理師がいてこそ質の高い保育が保たれている、私はそう考えます。保育園の統廃合、民営化路線の一環であるこの民間業務委託業務委託は議会に対しての説明、全協での説明では人件費の削減が理由とのことでしたが、そもそもよい保育、ひいては子供ファースト施政方針とはこの調理業務民間委託、相入れないものなのではないでしょうか。そこのところお伺いいたします。 ○議長薄井博光君) 町長。 ◎町長平山幸宏君) 小野曜子議員質問お答えをいたします。 小学校給食中学校におきましては、きのう施政方針で申し上げましたとおり今後の無料化に向けて段階的に進めていくところでございます。また、保育園につきましても、きのうと、また議員全協の中でも説明をさせていただいているとおり、今の方針の中では小学校中学校で進めていく方向で考えておりますので、どうぞご理解をいただきたいと思います。 以上です。 ○議長薄井博光君) 質疑はありませんか。 11番、竹原亞生議員。 ◆11番(竹原亞生君) 施政方針の中に那須町の財政的な状況についての説明がありませんでした。一昨日の下野新聞の論説で足利市の財政について取り上げられていました。足利市は、今後財政状況が厳しくなるから身の丈に合わせた取り組みを行い、健全な財政運営と希望のあるまちづくりを進めるというものでありました。那須町も足利市と同じ状況であります。町の財政状況町民に理解されていれば敬老祝金見直しについての批判も出てこなかったのではないかと思います。町長は、財政運営のベースとなる財政状況町民にわかるように説明する責任があると思いますが、町長の見解を伺います。 ○議長薄井博光君) 町長。 ◎町長平山幸宏君) 竹原議員質問お答えをいたします。 平成31年度当初予算の編成に当たりましては、「持続可能な那須町を目指すファーストステップ予算」をテーマとして基金の取り崩しの減少や町債残高の減少に取り組んだところであります。財政状況の公表につきましては、決算や財政指標につきましては、広報やホームページ等で公表しているところでございますが、よりわかりやすく町民の皆様にお知らせしていくよう工夫をしてまいりたいと思います。 以上です。 ○議長薄井博光君) ほかに質疑はありませんか。 小野曜子議員、起立をお願いします。 ◆12番(小野曜子君) 先ほどの町長への質問で、町立保育園調理業務民間委託についてお返事がありませんでしたので、再度再質問させてもらいます。 ○議長薄井博光君) 町長。 ◎町長平山幸宏君) 大変失礼しました。決して民間の調理員の方がしっかりと子供たちのバランスをとって調理をしていただけるものだと私は信じておりますし、今現在の方向から転換しても何ら問題はないかと思っております。 以上です。 ○議長薄井博光君) 皆さんにお願いがあります。発言の際は起立し、自分の番号とお名前を言ってからにしてください。挙手でも認めます。 ほかにございませんか。 4番、田村浪行議員。 ◆4番(田村浪行君) 4番、田村です。定住化の促進についてお尋ねいたします。 若者の定住化に対して、町は例えば那須町に在住している方が新築した場合の補助と、移住してきた場合の新築した場合の補助の差がかなりあると私の調べるところではそういうような現実があります。その違いについて町の考えをお聞かせいただきたいと思います。
    議長薄井博光君) 町長。 ◎町長平山幸宏君) 違いでございますね。ケースケースによって違うところがございますけれども、済みません、ちょっと……違い、これからも私も新しく越してこられる方、また今こちらに住んでいて、また新しく住む方、この方に関してやはりできるだけバランスよく、またできれば地元に住んでいる方が地元で新しく建てていただいたり、そういう方にはもっと手厚くする必要性があるだろうなと思っておりますけれども、ちょっと済みません。違いに関しては課長のほうから答弁させます。 ○議長薄井博光君) ふるさと定住課長。 ◎ふるさと定住課長髙藤建君) 移住定住を所管しておりますふるさと定住課のほうから補足として説明させていただきます。 ただいま質問ありましたのは、移住定住住宅取得補助金の件だと思うのですが、45歳以下の世帯主の方が町外から移住してきた場合、家を新築とか、中古物件を購入した場合に最大加算額も含めて130万円までの補助金が出るというものでございます。この事業につきましては、あくまでも移住してくる方の移住という行為に着目して補助金を出しておるものでございますので、町内で建てた方は対象になりません。町内の方につきましては、住宅取得の際に住宅ローンなどを組んだ方に対しましては、その利子補給というものを実施している状況でございます。違いといいますと、その移住というところに現在着目して補助金を出している関係上そういうふうになっているという状況でございます。 以上でございます。 ○議長薄井博光君) 田村浪行議員。 ◆4番(田村浪行君) 4番、田村です。再質問をさせていただきます。 那須町在住の方が新築をした場合の、先ほど補助があるとおっしゃっていましたね。その補助に対する、あくまでも利息に対する補助でございますね。それをちょっと確認させていただいて、もっと魅力ある補助という体制はとれないのか、町の考えとしてはどうなのかということをお聞かせいただければと思います。 ○議長薄井博光君) 町長。 ◎町長平山幸宏君) そのほかに地元の材料を使っていただいた場合、これは建設屋さんのほうからの登録、申請になるかと思いますけれども、八溝材、県産材だったり、それと芦野石を使っていただいた場合の補助等を設けているところでもございます。 それと、もう一点がこれからの考え方については検討してまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長薄井博光君) ふるさと定住課長。 ◎ふるさと定住課長髙藤建君) 先ほど町内の方の補助事業ということで、住宅ローンの組んだ利子に対しての利子補給という形の補助、助成を行っております。 以上でございます。 ○議長薄井博光君) ほかに質疑はありませんか。 9番、池澤昇秋議員。 ◆9番(池澤昇秋君) この施政方針のはじめにというところに、1ページなのですが、5月1日に天皇陛下がご退位をされますということで、この中で文章が入っておりますけれども、このご退位に対して町としての対応、何か考えていることがあるのか、また新しい元号になるかと思うのですけれども、その辺についても町で何かお考えがあるのか、その辺をお尋ねいたしますけれども。 ○議長薄井博光君) 町長。 ◎町長平山幸宏君) まず、町のほうのどのような新しい天皇陛下のお迎えということで、予算等には今度組み込んではございますが、これから検討をしてまいるところでございます。こちらに関しましては、行政だけでなく各種団体の方々からも意見をいただきながら進めていきたいなと思っております。 また、元号に関しましては、行政のほうには、町のほうには一切情報は入っていないのが現状です。 以上です。 ○議長薄井博光君) ほかに質疑はありませんか。 1番、高橋 輝議員。 ◆1番(高橋輝君) 施政方針ざっと読ませていただきますと、那須の、皆さんご存じのとおり貴重な自然環境に関しての記述がないように思われます。貴重な観光資源でもある自然環境について町長のお考えをお聞きかせ願えますでしょうか。 ○議長薄井博光君) 町長。 ◎町長平山幸宏君) 毎年の施政方針でございましたので、自然環境には今回触れてございませんでした。ただ、私も那須は誰よりも大事に愛している町でございますので、特に国立公園のある町として、今までは日光国立公園の中の那須という位置づけでございましたけれども、ここを思いとしては那須国立公園にならないのかなという思いを持って今までもずっといろんなところでその意見は通してきたところでございますけれども、環境省関係につきましてはなかなか法律がありまして、そこには至らないところでございますけれども、一応暗黙の了解の中で国立公園那須というネーミングは使ってPR関係は結構ですという了解はいただいておりますので、今年度から観光協会等でも国立公園那須とうたったPRのパンフレットができて出回っているところかと思います。ですから、これからも自然があっての那須町でございますので、ロイヤルリゾート地としてもやはりそこを大事にしながら、水も川も空気も全部、開発と移住するところもございますけれども、しっかりとその辺は考慮しながら自然を大事にしていく町であり続けて方針は持っております。 以上です。 ○議長薄井博光君) ほかに質疑はありませんか。 12番、小野曜子議員。 ◆12番(小野曜子君) 3ページ、子育てしやすいまちづくりに関連して質問します。 子育て世代にとっても消費税増税は大変大きな問題です。ことしの政治情勢最大ポイント消費税10%増税について質問しますが、これは町予算にも反映されているからです。町予算に国100%持ちのプレミアム商品券2,772万円が計上されています。子育て支援の意味も持たせて3歳未満の子供のいる家庭、あるいは非課税世帯にこれは町内の4分の1か5分の1あたり、まだ数がはっきりしないそうでありますが、の方々に商品券2万円買ったら5,000円もうかる、そういう施策でありますが、こういう施策は逆に消費税増税子育て世代とか低所得者にむごい施策である、こういうことを反対に告白していると言わざるを得ません。安倍首相が国の新年度予算で増税する分は全て国民にお戻しすると言わざるを得ないほど国民、町民に直接負担のかかるものです。お戻しするのならそもそも増税をしなければよいのです。消費不況を促進させ、景気を腰折れさせます。消費税増税についての町の産業と町民生活にどのような影響を消費税増税が与える、及ぼすと考えるか、その影響についてお尋ねします。 ○議長薄井博光君) 町長。 ◎町長平山幸宏君) 今の那須町での消費税引き上げ、どう考えるかということでございますけれども、町といたしましては消費税地方税引き上げが低所得者子育て世代消費に与える影響を緩和することにつなげていきたいと思っておりますので、地域における消費を喚起、下支えするための国の進めるプレミアム商品券事業を実施し、町の経済を減速しないよう対策をとっていきたいと考えているところでございます。また、参考ではございますけれども、先ほどの住民税非課税者は約6,000人おります。そして、3歳未満児におきましては450人、ただいまの内容の5,000円分の商品券を4,000円で販売する予定でございます。金額は小野議員がおっしゃられたように2,772万円を予定しているところでございます。一応このような形で町のほうは進めていきたいと思っておりますので、ご了承いただきたいと思います。 以上です。 ○議長薄井博光君) ほかに質疑はありませんか。 10番、髙久一伸議員。 ◆10番(髙久一伸君) 総括資料の6ページ、産業の活性化についてですが、経済団体や各団体等と今まで以上に連携の強化を図るとあるのですけれども、具体的な施策についてお尋ねいたします。 ○議長薄井博光君) 町長。 ◎町長平山幸宏君) 町の主要産業であります観光業商工業、農業、畜産業、林業につきましての分野におきましては、各団体、先ほど髙久一伸議員からおっしゃられました経済団体の方々、またその他の各団体とも密に連携をとりながらいろんな会合等ございます。その中でいろいろな要望等も聞かれるところでございます。その中でしっかりと連携を図りながら強化を図り、産業の活性化を進めたいと思っております。その中にはやはり地元にいる企業の皆様たちがいかに利益を出していただけるか、それもこれからは行政のほうがお手伝いする必要性もあるのだろうなと、私は考えております。その中で企業の皆さんが利益を出していただくことにより事業税法人税が行政のほうにも戻ってまいります。そして、その企業が利益を出すことによって働いている方の給料もプラスになります。給料が上がれば町民税としてまた町のほうに戻ってきますので、財政健全化には一番私はそこにつなげたいなと思っております。 以上です。 ○議長薄井博光君) ほかに質疑はありませんか。 11番、竹原亞生議員。 ◆11番(竹原亞生君) 町長は、主要施策として定住を促すまちづくり、子育てしやすいまちづくりを挙げておられます。この内容に異存はありませんが、那須町の人口が減り続けることを避けることはできません。国立社会保障人口問題研究所、いわゆる社人研の平成30年推計では那須町の人口減少はさらに加速され、2030年には2万人台、2040年には1万7,000人台になると予測しています。那須町の将来を見越して、身の丈に合わせたまちづくりが必要となっているのではないでしょうか。この辺の将来を見通したまちづくりについての町長の見解をお願いいたします。 ○議長薄井博光君) 町長。 ◎町長平山幸宏君) ただいま竹原議員質問でございます。日本国内では今後高齢者人口が増加し、生産年齢人口が減少していく傾向が加速しておるところでございます。町といたしましても今後時代の変化に伴う課題を克服していく必要性があると考えております。町政の安定、持続性町民の皆様の豊かな暮らしに欠かせないものでありますので、財政経済分野において攻めの部分をつくりながら町民皆さん公民連携の推進や財政に応じたまちづくりが必要であると考えているところでございます。 以上です。 ○議長薄井博光君) ほかに質疑はありませんか。 4番、田村浪行議員。 ◆4番(田村浪行君) 町の安全安心のことについて、防災減災の点からご質問させていただきます。 インフラ整備についての見直しということは考えていらっしゃいますか。また、人的な支援をするための組織づくり自主防災組織の経過、いわゆる地域によってまだ結成されていないところがあると思うのですが、その辺のお考えをお聞かせください。 ○議長薄井博光君) 町長。 ◎町長平山幸宏君) インフラ整備につきましては、随時進めているところでございます。こちらは安全性の面、またふだんの生活の面で不便を来しているところも多くあろうかと思いますので、インフラ整備についてはこれからも随時進めていきたいと思っております。また、今の災害に関してでございますけれども、できれば災害が発生した場合にはふだんから顔を合わせている地域や近所の人々が集まって互いに助け合い、災害活動に取り組むこと、いわゆる共助が重要であると考えているところでございます。その共助で最も期待されるのが災害時に避難が難しい方々をいち早く避難させることであると思います。そのためには日ごろからこれらの方々に地域で見守る体制ができ上がることが大切だと思っておりますので、基礎となるような大切な部分であると考えておりますので、町が今取り組んでいかなければならない地域の見守り体制を確立していくこと、そしてあわせて自主防災組織を立ち上げることなどを考えているところでございます。この自主防災組織が訓練を重ね、いざというときのために備え、かつ日ごろからの地域の助け合いのまちづくりを目指していくことを考えております。また、きのうの趣旨の中でもございましたが、地域における自主的な防災組織の結成に当たりまして、資機材の購入、また防災訓練等に要する費用等に対しても補助をする考えを実施する予定で考えております。 以上です。 ○議長薄井博光君) ほかに質疑はありませんか。 9番、池澤昇秋議員。 ◆9番(池澤昇秋君) 7ページ、予算編成基本方針のところに、これ基金繰入金6,110万円減、起債額を1億130万円の減、町債残高の圧縮を図る財政健全化にも配慮した予算としてありますと書いてございます。この中で予算が昨年より2.4%上回って、金額にすると約2億8,200万円、これ増額になっているのです。歳入があったからこれ多分増額になっていると思うので、財政健全化に配慮した予算となるために圧縮を図る、財政健全化にも配慮した予算としてありますけれども、この6,110万円の減、起債も減という言葉になっていますけれども、この財政健全化にも配慮した予算ということは、歳入はあってこういう結果的に予算も増額となっているので、この言葉自体財政の健全も配慮した予算ということで減額ということ、圧縮という言葉を使っていますけれども、この辺ってちょっと言葉としては誇張した言葉になっているのかなと思うのですけれども、町の考えはいかがでしょうか。 ○議長薄井博光君) 町長。 ◎町長平山幸宏君) 減額になっているものにつきましては、いわゆる簡単に申しますと、借金でございます。借金が1億、起債、あとは貯金関係を崩すのを減らしておりますので、考え方としましては、減額でよろしいのではないかと私は発言をさせていただいております。また、一般予算の上がった件でございますが、昨年予算より2.4%上がりましたけれども、こちらに関しましてはきのうの中でもちょっと答弁はさせていただきましたが、一番の大きな要因といたしましては、クリーンステーション那須の旧焼却施設解体等でございます。ただ、こちらに関しましては、一般会計プラスにはなっておりますけれども、現実には国からの補助がございますので、9割が補助をいただけますので、町の予算としては1割でございます。ですから、これを鑑みますと、また国民健康保険健康保全における事業費の増でございますけれども、この辺を考慮したプラスになっておりますが、現実にはこの歳入におきましては、補助が戻ってきますので、現実にはプラスには値しない財政を組んでいるつもりでございます。そんな中から財政健全化に向けて一生懸命今回予算を組んでいる状況でございますので、ご理解をいただければと思います。 以上です。 ○議長薄井博光君) ほかに質疑はありませんか。 11番、竹原亞生議員。 ◆11番(竹原亞生君) 先ほどの田村議員との質問に関連するのですけれども、地域における自主的な防災組織、先ほど田村議員の中でもまだ防災組織が組織されていないところもかなりございます。それと、この防災組織をつくることは非常にいいことなのですけれども、つくってその防災組織が何をするか、先ほど町長災害時の避難困難者支援とか、通常時の見守り、そういうことやってほしいと、非常に目的にかなった事業だと思います。ただ、実際には災害時の避難困難者支援とか、あるいは通常時の見守り、既にできている地域もございますけれども、まだ那須町全体で見るとごくわずかでございます。それを広めるためにどのように町は防災組織に対して働きかけていくのか。ただ組織をつくっただけでは意味がないので、その組織が機能するように町がどのように働きかけるのか、それについて質問いたします。 ○議長薄井博光君) 町長。 ◎町長平山幸宏君) まさに避難時、災害時のときにどのような対応をしていくのかだと思います。やはり先ほど申し上げましたように、その体制づくりがまずは必要なのだろうなと思っております。その上でその方々、地域の見守り体制を確立していくことであわせまして、自主防災組織の立ち上げることができると思っております。この自主防災組織がまた訓練を重ね、いざというときのための備えかつ日ごろからの地域の助け合いのまちづくりを目指していきたいというのが一番の狙いでございまして、やはりその方々、近所の方々だったり、または団体等だったりが顔を知っている方々が非常に避難が難しい方々、その方にいち早く避難をさせる、被害を最小限に抑えるためにも誰もが災害時に那須からはそういう被害を出さない、出したくないという思いの中でそのようなものをこれからどんどん皆さんにご相談をしながら取り組んでいきたいという狙いでございます。まだ今の段階で正式な形にはなっておりませんが、まずその組織からつくりたい、それは地元の皆さんの方々に行政がある程度の指導はとりますけれども、共助という形で持っていきたいなというのが狙いでございます。 以上です。 ○議長薄井博光君) 総務課長。 ◎総務課長(渡邉登志雄君) ただいまの町長のお考えにつきまして、細かい部分の実際の事業の部分について若干触れさせていただきたいと思います。 新年度予算で皆様予算書のほうでご承知かとは思うのですが、自主防災組織活動支援事業補助金というものを新年度から創設するわけでございます。その中身としましては、結成に対する補助を5万円、これは1度限りでございますが、そのほかに毎年度行うのであれば資機材購入に対する補助金が10万円を限度、防災訓練等事業を行う場合3万円を限度で補助するという内容で考えているところでございます。とりあえず自主防災組織を立ち上げてもらわないといけないというところがスタートラインでございますけれども、その狙いとしましては先ほど町長が申し上げましたように地域の見守りということを現実的に、もっと具体的に行動できるような体制にする、またいざという災害のときに実効性のあるものにしなければいけないということを町は考えているわけでございまして、そのために自主防災組織をまず立ち上げてもらいたい、立ち上げと同時に自主防災組織がどんなことをしていくのかということが非常に重要という議員のご質問ですけれども、やはり町もその支援として地域の実情に合った防災行動計画を具体的につくってもらう支援をしていきたいと考えております。さらには自主防災組織が防災訓練をやる場合にはその支援をする、さらには組織で啓発用のチラシをつくるなどという活動もあると思いますが、そういう場合においても作成の支援並びに補助金の3万円等を使っていただく、さらには町においても避難支援者、各組織の支援者等を対象とした避難訓練の実施を行う等の総合的な支援を行っていきたいと。すぐにできるものではないですが、年月をかけながらこの体制をつくっていきたいと考えております。 ○議長薄井博光君) ほかにありませんか。 1番、高橋 輝議員。 ◆1番(高橋輝君) 町債の起債額が7億9,900万円ということで、昨年度から1億1,300万円減ということになっています。今後厳しい財政状況ということもあるかと思うのですけれども、この起債額、毎年前年割れという形で、要は右肩下がりのような状況で今後組んでいかれるようなおつもりでしょうか。お願いいたします。 ○議長薄井博光君) 町長。 ◎町長平山幸宏君) できれば下げていきたいところでございますけれども、収入、歳入ですね、の部分がどのように伸びていくか、若干伸びが悩んでいるところでございます。その辺のこれからの見方によって変わってくるかと思います。今年度、2019年度に関してはこのような形で組んでおりますけれども、できるだけやはり町の健全化に向けて、また建設的な考えからしますと、一般予算もどんどん下げていくというよりも、やっぱり発展していく町としては予算も上がっていきながら入ってくる歳入をふえていくような状況、これは税金等が多く入ってくれば、また国からの歳入といいますか、そういうものも多く入ってくるような状況に持っていければ。ただ、こちらにつきましては年々厳しい状況にあるのが現状でございますので、この先につきましては、それができるかどうかということに関しては、お答えはできないところでございますけれども、私の姿勢の中ではとにかく町をもっと持続的な町をつくっていくために2040年に消滅の可能性のある自治体と言われたところからは間違いなく脱出をさせていきたい、そのような方向で進めていきたいと思っております。 以上です。 ○議長薄井博光君) 企画財政課長。 ◎企画財政課長(大沼和彦君) ただいまの町長の答弁に若干補足させていただきます。 起債の管理につきましては、財政といたしまして、2025年までの長期シミュレーションを今つくったところでございますが、町長のおっしゃるように攻めの部分というのもこれから当然必要になってくると思います。この起債なのですが、ハード事業の場合この起債を使って社会インフラについて長期スパンで償還していくというようなものでございますので、今後そういったハード事業、もちろん町単独というのはなかなか厳しいので、国の交付金をいただき、残った部分については長期償還というような形をとることになりますので、その攻めの部分において、これからまちづくりにおいて若干ふえたり減ったりしながら進んでいくものと考えておりますけれども、常に適正な管理については努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長薄井博光君) ほかに質疑はありませんか。 11番、竹原亞生議員。 ◆11番(竹原亞生君) その他の取り組みの中で介護予防や在宅支援の取り組みを充実させるとありますが、介護予防、あるいは在宅支援、これに対する目玉となる施策として何があるのかお尋ねします。 ○議長薄井博光君) 町長。 ◎町長平山幸宏君) 介護予防につきましては、地域住民主体の介護予防教室の立ち上げや生きがいサロンの運営等を中心に支援してまいりましたが、今後は立ち上げ支援はもとより継続支援を行ってまいります。また、介護予防サポーターへの支援も継続してまいります。来年度の新たな取り組みといたしましては、リハビリ専門職による介護サービス事業向けの研修等を行い、さらなる介護予防を推進してまいります。在宅支援につきましては、認知症総合支援事業や在宅医療介護連携支援事業を実施させ、高齢者やその家族を支援していくとともに、生活支援体制整備事業により、地域での支え合い、助け合い活動を推進してまいります。今後も高齢者が住みなれた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるような各施策の充実を図ってまいりたいと考えております。那須町において、子供たちは宝でございますけれども、高齢者の皆様は、私は財産だと思っておりますので、そのような思いで進めてまいります。 以上です。 ○議長薄井博光君) ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長薄井博光君) ほかに質疑はないものと認め、総括質疑は終わります。 △予算審査特別委員会審査付託について ○議長薄井博光君) 日程第2、予算審査特別委員会審査付託について。 お諮りいたします。議案第25号 平成31年度那須一般会計予算及び議案第26号から議案第31号までの平成31年度6特別会計並びに議案第32号 平成31年度那須町水道事業会計予算に対する詳細審査は、予算審査特別委員会が設置されておりますので付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長薄井博光君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は予算審査特別委員会に付託することに決定いたしました。 会期日程に従い審査願います。 △散会の宣告 ○議長薄井博光君) これをもって本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 お疲れさまでした。                                (散会 午前10時43分)...